レッスン紹介

2026.04.03

『るつぼ The Crucible』 を観劇しました🧙‍♀️


noReason farm所属の神田あすきです🌱

 

最近は定期的に舞台を観ています。

今回ご紹介するのはこちら…

 

『るつぼ The Crucible』 です。

 

 

舞台はアメリカ・マサチューセッツ州の小さな村。

ある夜、少女たちが森の中で踊っているところを見られ、そのうちの一人が原因不明の昏睡状態に陥ります。

 

それをきっかけに、村人たちは「魔女の仕業だ」と騒ぎ始めます。

 

少女たちの中心にいたアビゲイルは、

「私たちは魔女を見た」と証言し、村は一気にパニックへと陥っていきます。

 

 

アビゲイルは、坂本昌行さん演じるジョンの家で働いていましたが、

彼との不倫が原因で家を追い出されていました。

 

そして彼女は、ジョンの妻エリザベスへの復讐として

「魔女を見た」と嘘の告発を始めます。

 

その結果、

「本を読んでいた」「人形を持っていた」

それだけの理由で人々は“魔女”とされ、捕らえられていきます。

 

拷問、そして絞首刑

 

 

無実の人々に理不尽が襲いかかります。

 

 

やがてエリザベスまでもが魔女として捕らえられ、

ジョンたちは無実を訴えますが……

 

魔女の存在を“信じきっている人々”の前では、

その声はまったく届きません。

 

「魔女であることの証明は出来る。でも魔女ではないことをどうやって証明するのか?」

 

理性が、数によって押し潰されていく。

その光景に、強い恐ろしさを感じました。

 

 

 

そして何より恐ろしいのは、

この物語が実際に起きた出来事(セイラム魔女裁判)を基にしているということ。

 

フィクションではなく、現実に起きた出来事だと思うと、

人間の集団心理の怖さを改めて突きつけられます。

 

 

この作品は、単なる恐怖の物語ではなく、

“愛”についての物語でもあると感じました。

 

過去の過ちによってすれ違っていたジョンとエリザベス。

しかし魔女裁判という極限状態の中で、二人は再び向き合うことになります。

 

そして終盤、ジョンが下すある決断。

それを尊重し、受け入れるエリザベス。

 

そのやり取りから、言葉以上の深い愛を感じ、

気づけば涙が流れていました。

 

とても重厚な作品で考えさせられました。

難しい題材でしたが観劇できて良かったと思います。

オーディション応募フォーム
オーディション応募フォーム